皆さん、読書してますか?
ほぼ新卒社会人のゾロメです!
私は大学生活でやってきたことといえば
読書・旅行・映画鑑賞ぐらいです(笑)
そんな私はいろんな出版社を見てましたが、その中でも岩波文庫を好んで読んでました!なんか賢そうに見えません?(笑)
そこで、岩波文庫を40冊以上は読んだであろうゾロメが、
本当におすすめ!
岩波文庫おすすめ14選
を書いていきます!
その前に、岩波文庫とは簡単に言うと
【古代の文学作品を現代に呼び起こした本】
な感じだと思います!
昔の人が書いた本を読みたい時は、岩波文庫を探すと大抵あると思います!素晴らしい文庫本です
また、岩波文庫にはカテゴリーが5つあり、
- 赤→外国文学
- 緑→日本文学
- 黄→古典文学
- 青→思想・哲学
- 白→社会・経済
のように、分かれていますが
正直、白はそんなに読まないと思います
内容が難しすぎてわかんないんですよね(笑)
なので、今回は白以外がメインとなってきます
(白が好きな人、気になってた人はすみません)
そもそもの選び方
これからオススメを書いていきますが、
岩波文庫の選び方としては、
この2点を重視して欲しいです!なぜなら
● 文学作品はとっつきやすい
● 知っている人が書いていると興味がわく
やっぱり、哲学とか思想って
最初からはしんどいです!私も最初にいきなりカントを読んで挫折しました(笑)
なので、文学からだと読みやすいと思います!
もう1つとしては、たとえば
シェイクスピア、ドストエフスキー、夏目漱石
聞いたことはあるけど、あんまり読んだことない
そのような本を選んで読んで欲しいです!
やっぱり興味がないとそもそも続きませんからね!
もう一度言わせて頂くと、
- 知っている著者から選びましょう
- 興味がある方が続きやすいため
- 興味がある方が続きやすいため
- 赤・緑の作品から選びましょう
- いきなり思想、哲学は挫折する
あとは、自分の好みで選んでいただくと完璧です!!
でも、本を読むのが苦手なんだよなぁ
そんな方には、
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それでは、本の紹介に参ります!
赤色のオススメ
シェイクスピアって聞いたことありますか?
イギリス・ルネサンス期を代表する劇作家の1人です!!
私も聞いたことがあったのですが、どんな作品を書いたのか全く知りませんでした!
代表的なものでいうと、「ロミオとジュリエット」を作った人です
劇作家の方なので、内容も舞台の台本のような書き方になっています!!
しかも、このハムレットは4大悲劇と呼ばれるものの1つなんです!
(ハムレット・リア王・マクベス・オセローの4つです)
人の復讐心や孤独と呼ばれるものを徹底的に突き詰めたものになっています
個人的には、復讐のために自分の人生が破滅していく過程が身に沁みましたね
シェイクスピア作品を少しかじってみたい方は、これから入ってみるとテイストが分かるかもしれません
こちらもシェイクスピアの作品で、4大悲劇の1つです!
個人的にバッドエンドが好きで(笑)ハムレットの次に読んだのですが
ハムレット以上に救いがなかったですね(笑)
シェイクスピアの常とう句である裏切りが満載でしたね
父親が娘たちの裏切りにあい、そこから戦争にまで発展するのですが
現代社会にも似ているといいますか、
介護が必要な父親をどうするかと煙たがられる構図にも当てはまる感じがして…
家族間の内紛ほど悲しいものはないですからね、
あと、「ゴッドファーザー3」という映画の題材がこの「リア王」であると聞いたことがあります!
家族のつながりをテーマとして悲劇本も、たまには読んでみるのもいいと思います!!
こちらは、ドストエフスキーという19世紀後半のロシアの文豪が書いた作品です!
巻数としては、上・中・下にわたります!
題材としては、「格差社会」と感じました
当時のロシアは経済が発展し、社会に少なくとも格差が生じるようになってきたのですが
おそらく、時代背景が埋め込まれた内容に感じました
内容としては、貧乏により大学を除籍された主人公が、
町で有名な金貸しの老婆を殺し、孤児院に寄付をする計画を立てていたのですが…
主人公の、
- 元々の善良な心と殺人を犯してしまった2つの心 そこに生じる葛藤
- 格差社会により、お金がなければ未来すらない社会
この2つが、この物語の中心となっているのかなと思いました!
今の社会にもあるんじゃないかなと思うんですよね
心根はすごくいい少年ですが、
家族を養うにはお金が必要になってくる。ただ、社員として雇ってくれる状況でもない・評価もしてくれない
そうなると、最悪犯罪をするしかない…
映画のようなことかもしれませんが、日本でも低所得層の人たちが全くいないわけではありません
だからこそ、このような本を手に取り
本の経験からでもいいので、1度知っておくのもいいのかもしれません
これは、みなさんもご存じだと思います!
このコロナ禍で1番注目された本ではないでしょうか?
ある1匹のネズミから生じた菌が人間に感染し
パンデミックを引き起こしていく物語ですが、
読んでいくと、本当に今の状況に酷似しているんです
- 感染症が拡大し終わってからの対策
- 都市のロックダウン
- 家族や好きな人など、会うことすらできない日々
- いつ終わるか分からない感染症
まるで、この状況を暗示していたかのような文章に驚きました!
読んでいくうちに、本当に怖くなってくるんです
この本でも、一部の医療者に負担がかかりすぎているなぁ
今の医療現場もこんな感じなら、他人ごとに思っては絶対にいけない
私は、この本を読んでもう一度自分の行動を見直しました!!
今もう1度、コロナについて考えてみるの良いのかもしれません
ゲーテという人を知っていますか?
ドイツ文学と言えばゲーテ と言われるほど有名です!
あのナポレオンやベートーヴェンに影響を与えた人ですからね!
ゲーテと言えば、「ファウスト」が有名だと思いますが
これもすごいですよ!だって好きな人のことが忘れられず、最終的には…
これ以上はネタバレになるので無理ですが、
この本を読んでいると
俺の抱えている悩みなんて、ちっさいもんだなぁ
だって、ここまで自分を追い詰めるほど悩んだことってないからな
私は、悩んでいる時にこの本を読んで
「まだまだ悩みが浅いな」と思い、勇気をもらえます!
皆さんも、1度はゲーテの作品にふれてみては?
これも外せないですね!
レ・ミゼラブル自体、人気がありすぎて名前を知らない人はいらっしゃらないと思います!
映画・舞台・小説と各メディアで取り上げられています
この当時のフランス文学は、革命の要素が色濃く残っています!
そこに、主人公やその周りの人物が絡み合うのですが…
主人公の視点でもちろん物語は進むのですが、
脱獄囚から父親になり、革命に巻き込まれていく
その過程に登場する人物がみんな悲惨なんです。もちろん主人公もですが
ただ、悲劇な人々が必死に立ち向かっていく姿にこそ
心奪われるものがあると思います!
文庫本は4冊あるので、映画や舞台などいろいろ触れてから見てみるのも面白いと思います!
緑色のオススメ
夏目漱石の前期三部作(三四郎・それから・門)の1作目であり、
田舎から大学の為に都会に出てきた主人公:三四郎が
キャンパスライフを過ごしていく作品ですが
めちゃくちゃリアルなんですよ
- 大学生活になじめず、ホームシックがちになる
- 都会の華々しい空気になじめない
- 好きな人に気持ちを伝えられない
- こんな大学生活で良いのかと悶々としてしまう
- かっこつけて、結局はなにもできない自分にいら立つ
これを読んだとき
うわ~、これ俺見てるみたいやわ
分かるねんな~周りはキラキラ輝いてるけど、俺だけどんよりしてる感じ
共感と絶望が同時に押し寄せてきます(笑)
この三四郎は帝国大学ですが、今の東京大学なので
三四郎 = 夏目漱石 ですよね!
夏目漱石がこの本を書いたということは、
あの夏目漱石ですら、こんな大学生活を送っていたとしたら
なんか勇気もらえませんか(笑)
大学生活で、悶々としている人は
ぜひ、手に取って共感してみてください!!
芥川龍之介も外せないですね!
正直、1巻まるまる読むのってしんどい時ありますよね
この本はなんと、短編集なんですよ
メチャクチャ読みやすい(笑)
あと、話が全部面白いんですよね!
私のオススメは 「鼻」 「芋粥」 です
「鼻」は人間の嫌な部分が全部つまったような作品ですね(笑)
人の不幸に同情する心 と 不幸を求める心
相容れない感情が面白いですよね!!
「芋粥」に関しても、
満たされない時がうれしく、満たされると嬉しくなくなる
相反する感情が面白いですよね!!
ジョバンニって聞いたことありません?
銀河鉄道の夜って1回は読んだことありませんか?
私はプラネタリウム見学とかで劇を見た記憶があるのですが、
話の内容を言える人ってあまりいらっしゃらないのではないでしょうか
そんな人は、実際に読んでみてはいかがでしょうか?
えっ?そんな話だったの?
何かジョバンニってさけんでるだけちゃうの?
意外にも、主人公はいじめられっ子って知っていました?
私は初めて知りました(笑)
ぜひとも、読んで真相を確かめて下さい!!
島崎藤村という文豪が書いた、
当時の身分差別を題材にえがいた作品です
今でもアメリカで黒人がなんちゃら、白人がなんちゃらみたいに言われていますが
(意味が分からないですよね、同じ人間なのに)
当時の日本では、士農工商と穢多・非人 で差別されていました
主人公は、穢多に属しており
それを隠して生きていかなければならない、異常な生活を強いられていました
隠し続けていく中で、
- 自分と同じ身分の人間を見捨てた罪悪感
- 隠し続けられるかという不安
- 好きな人や大切な人にも本音を打ち明けられない辛さ
想像を絶するほどつらいと思います
ただ、今の社会にもないとは言い切れないといいますか
人のことを見下したり、比較したり
何かしら秘密を抱えたまま、人間って生きてますよね?
これを読むと、本当に心がえぐられる気持ちになります
1回手に取って読んでみるのもいかがでしょうか
赤穂浪士って聞いたことありますか?
吉良上野介に討ち入りした、47人の赤穂武士のことを指します
主君である浅野内匠頭のかたき討ちの為に
大石内蔵助を中心に討ち入った話ですが、
普通にかっこいいなと思いました!
無き主君の為に、仇討ちを行う忠誠心と男気
普通にかっこいいですよね!!
あと、忠臣蔵って結構聞きますけど
あんまり知らないですよね?
歌舞伎の演目にもなっているので、気になった方はぜひともご覧ください!!
本当の男気というものを確かめられると思います!!
青色のオススメ
哲学書ではじめて読むならこれです!!
メチャクチャおすすめです!!
すばらしい書籍と思います!!
なぜかというと、
哲学書が、むずかしい言葉の羅列ではなく、人生の教えだと理解できたから
これなんです!岩波文庫の青色って
人生の先生なんです
デカルトの方法序説って私的には、
困難に陥った時にどのように対処していくか
を教えてくれたと感じています!!
あまり言うと、ネタバレになりますが(笑)
私がやることが多すぎて、手が付けられない時は
必ず、優先順位をつける
これは、デカルトから教えてもらったことです!!
これ以外にも、人生に役立つことがたくさん載っています!
ぜひ、手に取っていただけたらと思います!!
私が、プログラミングやブログ・簿記など
さまざまな挑戦を始めたきっかけの本です!!
【今までのなかで1番のオススメです!!】
読む前は、
あれやろ、結局は勉強しなかったらダメとかいう
親みたいなことを言う本なんでしょ!!もうええって
読んだ後は、180度かわりました
福沢先生、この本を残してくれて
ありがとう!!!
これは、「学校の勉強をしろ」と言ってる
わけでは全くないんです!
「自分の身になる勉強をしろ」と言ってくれています!
例えば、
- 他人と比較することは意味がない
- 論より行動を重視しろ
- 何かに貢献するために生きろ
- 自分の頭で考えろ
人生にとっていい事しか書かれていないと思いました!!
もちろん、ほかにも素晴らしいことがいっぱい書かれています!
実学とは? 学問はなぜ学ぶ?
その答えは、この本を読めばきっと出てきます!!
今上手くいっているからと言って、奢ってはいけない
これは、風姿花伝から学びました!
世阿弥は能楽の始祖と言っても過言ではない人でありますが
何も能楽のことばかり書かれているわけではありません
人生の生き方・若さという特権について書かれていました
みなさんも、若い時に「俺って何でもできるやん」「天才やん」
と思うことってありますよね?(私も普通にありました(笑))
ただ、世阿弥から言わせれば
これが、1番効きましたね
ちょっとした成功で、何でもできると思ってしまうのって
本当に思い上がりですよね!
ほかにも、若い時だけでなく各年代の生き方が書かれています!
ぜひとも、時間があれば手に取っていただきたいです!!
まとめ+他ジャンルのまとめ本!
今回は、緑・赤の文庫本を中心にまとめました!
ただ、白色・黄色も面白い本はたくさんあります!
時間がある人、興味がある人はぜひとも読んでみて下さい!!
その他にも当サイトでは
【各ジャンルのまとめ本】を書いてます!
良ければどうぞ!!
本記事はこれまで!!!